設立の背景・経緯

南アルプス世界自然遺産登録推進協議会設立趣意書

 

 南アルプスは、日本列島の中央に位置し、山梨県、長野県、静岡県の3県にまたがる我が国を代表する山岳地帯である。

 

 その区域は広大で、甲斐駒・鳳凰山系、白根山系、赤石山系により構成され、本邦第2の高峰北岳をはじめ、北の鋸岳から南の光岳まで重量感あふれる山岳風景を形成しているとともに、大井川、天竜川、富士川の源流部となっている。

 

 その自然環境は特に傑出しており、キタダケソウを始めとした貴重な高山植物の宝庫であるとともに、海底からの隆起により形成された地形・地質は、日本列島の誕生に関わる重要な遺産である。

 

 さらに、氷河地形やハイマツ群落、特別天然記念物であるライチョウの生息地では地球規模での南限といわれており、まさに世界遺産にも匹敵するものといわれている。

 

 我々、南アルプスに関係する市町村は、このような地球規模での顕著で普遍的な価値を有する南アルプスについて、その保全に努め将来に継承していくとともに、その価値を高め人類共有の財産とすべく、各市町村の英知を結集し、相互に連携、協力していくため、南アルプス世界自然遺産登録推進協議会を設置する。

 

 平成19年2月28日

韮崎市長  横内公明
南アルプス市長  石川豊
北杜市長  白倉政司
早川町長  辻一幸
飯田市長  牧野光朗
伊那市長  小坂樫男
富士見町長  矢嶋民雄
大鹿村長  中川豊
静岡市長  小嶋善吉
川根本町長  杉山嘉英